アップデート : SharePoint Server 2013 用の Service Pack 1 に関して

TechNet ブログに概要が掲載されましたので、念のため簡単に記載します。

Service Pack for SharePoint Server 2013 1 Recalled
http://blogs.technet.com/b/wbaer/archive/2014/04/08/service-pack-for-sharepoint-server-2013-1-recalled.aspx

2014 年 4 月 22 日付でアップデートがありましたので、本ブログの内容もその内容で更新を行っています。詳細は、以下を参照ください。

SP1 for SharePoint 2013 has been rereleased
http://blogs.technet.com/b/stefan_gossner/archive/2014/04/22/sp1-for-sharepoint-2013-has-been-rereleased.aspx

何が起きていたのか

以前までに公開されていた SharePoint Server 2013 用の Service Pack 1 を適用すると、その後にリリースされる (であろう) PU (Public Update) および CU (Cumulative Update) が適用できなくなる問題があることがわかり、現在は Service Pack 1 の公開を停止していました。

既に Service Pack 1 を適用済みの方

そのまま (Service Pack 1 を適用した状態) で利用してください。将来、上記の問題を解決するアップデートが提供される予定ですので、提供されたら適用してください。
以前公開されていた Service Pack 1 を適用した環境に、新しくリリースされた Service Pack 1 を適用してください。

まだ Service Pack 1 を適用していないが、公開停止前に Service Pack 1 をダウンロードした方

更新された Service Pack 1 が提供されるまで、お手元の Service Pack 1 は適用しないことをお薦めします。
新しくリリースされた Service Pack 1 をダウンロードして適用してください。

MSDN で公開されている ISO に関して

現在、MSDN で公開されている「SharePoint Server 2013 with SP1」という名称の ISO イメージは、スリップストリーム (Slipstream) と呼ばれている Service Pack 1 適用済みの状態で SharePoint Server 2013 をインストールするためのメディアであり、こちらは上記の問題が発生しないので、そのまま利用していただけます。

対象となる環境

以下に対象となっている環境と、新しい Service Pack 1 のダウンロード先を含めて記載されている KB を列挙します。

[速報] ランク付けモデルのチューニング用アプリがリリースされました

以前、本ブログで SharePoint Server 2013 および SharePoint Online のランキングのアルゴリズムを調整するためのランク付けモデル機能の紹介をしました。

ランキングのアルゴリズムは調整できますか?
http://wp.me/p15HRf-e9

SharePoint 2013 用の 2013 年 8 月 CU と検索ランキング機能の向上
http://wp.me/p15HRf-hE

先日、ランク付けモデルを新規に作成するためのツールとして、SharePoint 用アプリ「Ranking Model Tuning アプリ」が提供開始になりました。ランク付けモデルの変更結果の確認なども行えるようになっており、今までよりは格段に便利になるはずです!

今回、スケジュール的に私自身での確認がもう少し後になってしまうので、皆さんには速報としてお知らせします。

まず、SharePoint 用アプリは以下からダウンロード可能です。

Ranking Model Tuning
http://office.microsoft.com/ja-jp/store/ranking-model-tuning-WA104192565.aspx

アプリの利用方法に関しては、以下に記述されています。

Create a custom ranking model by using the Ranking Model Tuning App (英語)
http://office.microsoft.com/en-us/office365-sharepoint-online-enterprise-help/create-a-custom-ranking-model-by-using-the-ranking-model-tuning-app-HA104104860.aspx

ご注意いただきたいのですが、現在、本アプリは SharePoint Onine でのみ利用可能です。オンプレミスの方々はもう少しお待ちください。

最後に、詳しくは 3 月 3~6 日にラスベガスで開催される SharePoint Conference 2014 に参加し、セッション SPC382 「Managing Search Relevance in SharePoint 2013」 を見てください!

SkyDrive Pro client for Windows のダウンロード先が変更になりました

ビジネス用のオンライン ストレージ サービス SkyDrive Pro で利用可能な Windows PC 用のクライアント ソフトウェアである SkyDrive Pro client for Windows の日本語版は、先日までこちらからダウンロード可能でした。ですが、現時点ではダウンロードが行えないようになっています。

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結論としては、以下のページから言語と 32 bit 版か 64 bit 版かによって適切なリンクをクリックしてインストールする、ということになります。

SharePoint 2013 および SharePoint Online の Pro の SkyDrive 同期クライアントをインストールする方法
http://support.microsoft.com/kb/2903984

日本のユーザーであれば、「日本語版」と書かれた箇所の「SkyDrive Pro x 86」 (32 bit 版のことです) のリンクをクリックし、実行ダイアログが表示されるので [実行] ボタンをクリックし、インストールを行います。

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このような変更が行われた直接的な理由は、SkyDrive Pro client for Windows の展開方法の変更にあります。これまでは、Windows インストーラー形式 (所謂 MSI 形式) による展開でしたが、クイック実行形式と呼ばれる Office 2013 をパッケージで購入やクラウド版オフィスの Office 365 ProPlus を利用によって採用される展開方法へと変更となりました。
詳しくは、英語版の Windows インストーラー形式のダウンロード先である以下のページ (英語) を参照してください。

Download SkyDrive Pro client for Windows from Official Microsoft Download Center
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=39050

以下のページ (英語) も参考になりますので、併せてご確認を。

Standalone MSI-Based Download for SkyDrive Pro Removed for Good
http://windowsitpro.com/microsoft-office/standalone-msi-based-download-skydrive-pro-removed-good

SharePoint 2013 用の 2013 年 12 月 CU とエンタープライズサーチ関連の修正

先日、エンタープライズサーチ機能を持つ SharePoint Server 2013 用の 2013 年 12 月 CU (Cumulative Update) がリリースされました。

Description of the SharePoint Server 2013 cumulative update package (SharePoint server-package): December 10, 2013
http://support.microsoft.com/kb/2850024

適用に際しては、以下の点に注意してください。

  • 上記のリンク先に記載の通り、修正プログラムのダウンロードの際に、下の図のように修正プログラムは 2 つ共に選択し、受け取ったメールから 2 つの修正プラグラム (.exe) を同一フォルダにダウンロードし、それぞれを解凍後に適用を行ってください
    image
    image
  • 本 CU を適用すると、PerformancePoint ダッシュボード デザイナーが利用できなくなるようですので、利用されたい人は適用を控えましょう
  • 事前に 2013 年 3 月 PU (Public Update) の適用が必要です
  • 以下のブログ記事に記載の通り、適用時には、サービス「SharePoint Timer Service」「SharePoint Server Search 15」「SharePoint Search Host Controller」を適切な順番で停止した上で適用を行った上で、適用後に適切な順序で起動する必要があります。ちなみに、私の環境では CU 適用後にマシン再起動を求められました
  • 以下の TechNet ライブラリに記載の通り、適用後に必ず SharePoint 2013 製品構成ウィザードを実行してください
  • 本番環境に対する CU の適用は、必要な場合のみ実施してください

How to install update packages on a SharePoint farm where search component and high availability search topologies are enabled
http://blogs.technet.com/b/tothesharepoint/archive/2013/03/13/how-to-install-update-packages-on-a-sharepoint-farm-where-search-component-and-high-availability-search-topologies-are-enabled.aspx

Install a software update (SharePoint 2013)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ff806338.aspx

2013 年 12 月 CU 適用によるエンタープライズサーチ関連の修正

該当 CU の記述によると、以下のようなエンタープライズサーチ関連の修正が行われているようです。

  • When you execute a query that contains FAST Query Language (FQL) language, you cannot highlight the result.
  • When you add more than one Content Query Web Part to a wiki page on a SharePoint Server 2013 site, the added Content Query Web Part is not displayed on the wiki page.
  • When you perform a crawl on a site in which the URL contains encoded Hebrew characters, percent signs, or encoded question marks, the crawl fails.
  • When you perform an advanced search that contains a quotation mark on a SharePoint Server 2013 site, you receive an error message that states the query contains only one quotation mark.
  • After you perform a search on a SharePoint Server 2013 site, the search results are loaded as invalid links. Additionally, when you click the result, you are moved to the home page of the site collection instead of to the actual URL.
  • After you upgrade a server to SharePoint Server 2013, the Table of Contents Web Part that has the Show content from starting option is selected.
  • When you make a topology change in a Search Service Application (SSA) that contains lots of items, topology activation fails even if the index schema compression is enabled.
  • The performance of a Fast Search server for SharePoint 2013 is suboptimal during usual operations, and the memory usage is larger than necessary.
  • When you activate a topology that contains more than 20 index components, a time-out issue occurs.

上記の修正が今すぐに必要と考える人は、適用を行ってください。
但し、SharePoint Server 2013 の Service Pack 1 が来年初めにリリースされるとのことですので、それを待ってもいいかとしれません。

来年初めに Office 2013 Service Pack 1 をリリース
http://blogs.technet.com/b/microsoft_office_/archive/2013/11/22/office-2013-service-pack-1.aspx

SharePoint Online の検索に関する制限事項

office.microsoft.com に SharePoint Online の検索に関する制限事項が記載されたページがありますので、念のために、以下にオンプレミス (SharePoint Server 2013) と制限が異なるものを列挙してみます。

Search limits for SharePoint Online
http://office.microsoft.com/en-us/office365-sharepoint-online-enterprise-help/search-limits-for-sharepoint-online-HA104141011.aspx

PowerShell スクリプトで変更可能な制限は、制限の種類が「境界」 (仕様によって固定されている超過不可能な静的な制限) になっています。また、クロールに関する制限など SharePoint Online では指定できない内容の記載がありませんが、全体としてはそれほど気になる制限事項に関する相違点はないことがわかりますね。

制限

SharePoint Online オンプレミス
Document size crawl component can download 制限の種類 : 境界 制限の種類 : しきい値
Indexed managed property size 制限の種類 : 境界 制限の種類 : しきい値
Retrievable managed property size 制限の種類 : 境界 制限の種類 : しきい値
Text length for queries using Keyword Query Language 制限の種類 : 境界 制限の種類 : サポートされる制限
Number of rows in a result set 最大値 : 500
制限の種類 : 境界
最大値 : 5000
制限の種類 : サポートされる制限
Authoritative pages 最大値 : 1 top level and minimal second- and third-level pages per tenant 最大値 : 1 top level and minimal second and third level pages per Search service application
User-defined full-text indexes 最大値 : 3 最大値 : 10

Software boundaries and limits for SharePoint 2013
http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc262787.aspx#Search

SharePoint 2013 用の 2013 年 10 月 CU とソフトウェアの境界と制限の更新

先日、エンタープライズサーチ機能を持つ SharePoint Server 2013 用の 2013 年 10 月 CU (Cumulative Update) がリリースされました。

SharePoint Server 2013 の累積的な更新プログラム パッケージ (SharePoint サーバー パッケージ) の説明: 2013 年 10 月 26 日
http://support.microsoft.com/kb/2825647

適用に際しては、以下の点に注意してください。

  • 事前に 2013 年 3 月 PU (Public Update) の適用が必要です
  • 以下のブログ記事に記載の通り、適用時には、サービス「SharePoint Timer Service」「SharePoint Server Search 15」「SharePoint Search Host Controller」を適切な順番で停止した上で適用を行った上で、適用後に適切な順序で起動する必要があります。ちなみに、私の環境では CU 適用後にマシン再起動を求められました
  • 以下の TechNet ライブラリに記載の通り、適用後に必ず SharePoint 2013 製品構成ウィザードを実行してください
  • 本番環境に対する CU の適用は、必要な場合のみ実施してください

How to install update packages on a SharePoint farm where search component and high availability search topologies are enabled
http://blogs.technet.com/b/tothesharepoint/archive/2013/03/13/how-to-install-update-packages-on-a-sharepoint-farm-where-search-component-and-high-availability-search-topologies-are-enabled.aspx

Install a software update (SharePoint 2013)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ff806338.aspx

2013 年 10 月 CU の適用エンタープライズサーチでいいことがあるか

エンタープライズサーチ機能に関してはイエスです。
2013 年 10 月 CU を適用すると、検索に関連するソフトウェアの境界と制限の更新が以下の通り行われ、より大規模での利用が行い易くなります。

制限 制限の種類 2013 年 10 月 CU 適用前 2013 年 10 月 CU 適用後
クロール コンポーネント サポートされる制限 Search Service アプリケーションごとに 2 個
サーバーごとに 1 個
検索コンポーネントに対する制限に依存

クロール データベース

しきい値

Search Service アプリケーションごとに 5 個

Search Service アプリケーションごとに 15

クロール ログのエントリ数 サポートされる制限

Search Service アプリケーションごとに 1 億件

制限なし
インデックス コンポーネント サポートされる制限 Search Service アプリケーションごとに 60 個
サーバーごとに 1 個
Search Service アプリケーションごとに 60 個
サーバーごとに 4
インデックス パーティション サポートされる制限 Search Service アプリケーションごとに 20 個 Search Service アプリケーションごとに 25
インデックス付きのアイテム サポートされる制限 インデックス パーティションごとに 1000 万
Search Service アプリケーションごとに 1 億
インデックス パーティションごとに 1000 万
Search Service アプリケーションごとの制限はなくなりましたが、インデックス パーティションの制限から最大 2.5
検索コンポーネント サポートされる制限 (記載なし) Search Service アプリケーションごとに 64 個

Software boundaries and limits for SharePoint 2013
http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc262787.aspx#Search

SharePoint Server 2013 と 2010 のソフトウェアの境界と制限 (2)
http://wp.me/p15HRf-aa

SharePoint 2013 で大規模なエンタープライズサーチを実現してください。

iOS 用のアプリ SkyDrive Pro for business 1.1 がリリースされました

SharePoint Server 2013 および Office 365 (SharePoint Online) をビジネス用オンライン ストレージとして利用するための SkyDrive Pro を iOS (iPhone および iPad) から利用するための SkyDrive Pro アプリ、その最新版が先日リリースされました。

SkyDrive Pro for business for iPhone, iPad, and iPod touch on the iTunes App Store
https://itunes.apple.com/ja/app/skydrive-pro-for-office-365/id655772279

静かにリリースされているようですが、”What’s New” には以下のように記載されており、意外と嬉しい更新です。適用必至でしょう。

– Integration with the Office Mobile app and Office Web Apps for editing Word, Excel, and PowerPoint documents.
– Integration with the OneNote app for viewing and editing notebooks.
– Bug fixes

Word、Excel および PowerPoint のドキュメントをタップし、参照できるのはこれまでと変わりません。右上の imageボタンをタップするとメニューが表示されますので、[編集] ボタンをタップすると、iPhone の場合には Office Mobile を起動しようとし、iPad の場合には Safari ブラウザ上で Office Web Apps 機能による編集画面に遷移します (iOS 用の Office Mobile は原稿執筆時点で日本では未提供のため、実際には編集できません)。

imageIMG_2512

OneNote のドキュメントの場合には、右上の imageボタンをタップし、[編集] ボタンをタップすると OneNote アプリが起動し、該当するノートブックが開きますので、セクションを選択して編集が可能です。

imageimageimageIMG_2513

その他に、以前のバージョンでは出来なかったと筆者は思っているのですが、SkyDrive など SkyDrive Pro 以外のアプリで開いたドキュメントを [別のアプリで開く] – [SkyDrive Pro で開く] を選択することで、SkyDrive Pro 上のルート フォルダに保存が可能になっています (フォルダを選択したいなぁ)。下記のスクリーンショットは、SkyDrive 上の PowerPoint ファイルを開き、SkyDrive Pro 上に保存しているところです。

imageimageimageIMG_2511

iOS 用を含めた SkyDrive Pro に関しては、こちらの投稿を参照してください。今回の内容に併せて更新してあります。