新しいOfficeはこちら!?

ものすごく久しぶりのブログの更新が検索でもなくSharePointでもなくOfficeとは…

さてさて、アメリカ時間の9月22日 (日本時間の9月22日夜) に Office 2016 for Windows のリリースがアナウンスされました。

The new Office is here
https://blogs.office.com/2015/09/22/thenewoffice/

インストールすると、晴れて、あなたのOfficeのバージョンは「16.0.4229.1024」です!やったね!!

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ちょっと待った!

予定されていたとはいえ、日本ではシルバーウィーク中に…と思っている暇もないのは、Office 365でOfficeを利用している人かと。企業向けの契約でOfficeを利用している方向けに、ちょっと状況の解説を。

Office 365 ProPlus (Office 365 E3/E4含む) ユーザー向け

実は現時点では何も起きません。つまり、Office 2016なOffice 365 ProPlusはインストールされません。
みなさんは、CBB (Current Branch for Business) と呼ばれる、機能更新プログラムがリリースされてから4ヶ月後 (2016年2月) に配信される更新モデルですので、すぐには何も起きないということです。

俺はすぐに使いたいんだぜ~、という素敵な人は、「テナントが先行リリース機能」を有効にしていればOffice 365ポータルからインストールできます (先日までOffice 2016プレビューがインストールできた箇所です)。
Office展開ツールで配信もできますが、ここでは割愛します。

Office 365 Businessユーザー

既にOffice 365ポータルからはOffice 2016なOfficeが配信されています。

Office展開ツールまたはActive Directoryグループ ポリシーを利用してPCが更新用のモジュールを社内のファイル サーバーから取得するように設定をしておらず、Officeの自動更新がオンになっていればOffice 2016なOfficeに一ヶ月後に更新されます。

俺はしばらくOffice 2013なOfficeがいいんだ!という場合には、更新する前にPowerPointなどのOffice プログラムを起動して、[ファイル] タブ、[アカウント] タブをクリックし、[更新オプション] の [更新を無効にする] をクリックします。
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Office展開ツールまたはActive Directoryグループ ポリシーを利用して更新したり、更新用のモジュールを社内のファイル サーバーから取得するように設定することも可能ですが、ここでは説明を割愛します。

参考) Overview of update branches for Office 365 ProPlus
https://technet.microsoft.com/en-us/library/mt455210.aspx

とはいえ

互換性も非常に高いようですし、サポート期間なども考えると、早くOffice 2016なOfficeの利用を開始されるのがよろしいかと。
計画はお早めに!

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Office 365 ProPlus と QoS

興味深いブログ記事を見つけましたので、今回は Office 365 に含まれる Office である Office 365 ProPlus とネットワーク帯域に関して考えてみます。

MukkuMuku備忘: Office 2013 クイック実行 Office 展開 – 8
http://mukkumuku.blogspot.jp/2014/12/Office-2013-Click-to-Run-Office-Deployment-8.html

相応の流量を見積もっておく必要があるという傾向みたいなものです。この程度まったく平気だという環境ならばよいのですが。。。

はい。ダウンロードのサイズ、意外と多いですよね。毎月リリースされますね。ですので、ネットワークが気になりますよね。。。はい、そこで、気になっているのはネットワークの何でしょうか?

きっと、「ネットワークの圧迫」や「ネットワークの輻輳」ということですかね。
そうだとすると、特に Office 365 ProPlus だから、、、ではなく、(更新された差分を取得するための) ファイル サーバーとして利用する Windows Server 全般のお話です。
ファイル サーバーとして利用する Windows Server には、ネットワーク QoS 機能が備わっていますので、こを利用して Windows Server からネットワークに出ていくパケットの最大帯域幅を (許容範囲内に) 設定すればいいでしょう。

Windows Server 2012 以降で SMB プロトコル (Office 365 ProPlus のファイル サーバーからのインストールや自動更新で利用します) の最大帯域幅を 200Mbps (= 25MB/秒) に制限する場合のコマンドレットは以下の通りです。

New-NetQosPolicy -Name “ProPlus” -SMB -ThrottleRateActionBitsPerSecond 200000000

New-NetQosPolicy
http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh967468(v=wps.630).aspx

Windows Server 2008 R2 以前の場合には、グループ ポリシーの [コンピュータの構成] – [Windowsの設定] – [ポリシーベースのQoS] で設定します。ポート番号を指定すれば、他への影響が少なくなります。

ポリシー ベースの QoS の概要
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd759093.aspx

はい、完了!
会社のネットワークでどの程度の帯域を Office 365 ProPlus 用に利用できるかはおおよそわかると思いますが、上記の設定は適用後にすぐ反映されるので、展開を開始して何かあればすぐに変更可能です。

最大帯域幅を小さくすると、ダウンロード、つまり、Office 365 ProPlus の更新までに時間が掛かるだけ、です。ダウンロード処理の途中で PC を閉じても、再度処理してくれますよ。

Office 365 ProPlus の共有コンピュータ認証への対応

クラウドを活用したビジネス用の最新の Office である Office 365 ProPlus において、以下に記載されている通り、今月 (2014 年 9 月) から共有コンピュータやリモート デスクトップ サービス (RDS) などのデスクトップ仮想化環境に対応しています。

Office 365 shared computer activation
http://blogs.technet.com/b/uspartner_ts2team/archive/2014/09/03/office-365-shared-computer-activation.aspx

Office 展開ツール (ODT) を利用し、設定ファイルに次のように記述して、これらの環境に展開を行うことで利用可能です。

<Display Level=”None” AcceptEULA=”True” />
<Property Name=”SharedComputerLicensing” Value=”1″ />

詳細は以下を参照してください。

Overview of shared computer activation for Office 365 ProPlus
http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn782860(v=office.15).aspx

Deploy Office 365 ProPlus by using Remote Desktop Services
http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn782858(v=office.15).aspx

利用可能な場面が、更に広がることになりますね。

クイック実行形式 Office の 2014 年 7 月更新での新機能

以下に記載されている通り、2014 年 7 月更新 (先日リリースされました) における Office 365 ProPlus などクイック実行形式の Office における新機能が提供されています。

Improvements included in the July 2014 update of Office 2013 for Office 365
http://blogs.technet.com/b/odsupport/archive/2014/07/11/improvements-included-in-the-july-2014-update-of-office-2013-for-office-365.aspx

簡単に記載すると、以下の 2 つの機能が提供されるとのことです。

  • 毎月、自動更新を行っている場合に、「バイナリ差分圧縮」の仕組みでダウンロード サイズを「~70% 削減」しています
  • ユーザー モード ストリーミング機能で、ファイル サーバーからインストールや更新を行う際に必要だったコンピュータ アカウントの読み取り権限が不要になっています

セキュリティの観点からも最新版に更新することがお薦めですが、ネットワーク消費量の面からもお勧めになりますね。

Office 365 ProPlus のアップデート

クラウドを活用したビジネス用の最新の Office である Office 365 ProPlus において、最新の Office 展開ツール (Office Deployment Tool) と最新の Office 365 ProPlus のバージョン (15.0.4615.1001) から、ついに、インストール「しない」Office アプリケーションの選択が可能になりました。

New Application Selection feature offered with the May 2014 update of Office 2013 Click-to-Run
http://blogs.technet.com/b/odsupport/archive/2014/05/14/new-application-selection-feature-offered-with-the-may-2014-update-of-office-2013-click-to-run.aspx

Office 365 ProPlus の本来のコンセプト的には利用可能な Office アプリケーションが全て利用できるようにしておこう、ということで Office 365 ProPlus をインストールすると Word, Excel, PowerPoint, OneNote, Access, Publisher, Outlook, Lync, InfoPath が利用可能になっていますが、「Access は利用してもらいたくない」「Publisher や InfoPath は利用する予定がない」といったケースがあれば、最初からインストールしない (させない) ことの方が嬉しい場合もあるでしょう。

例えば、以下ような設定ファイル (XML ファイル) を利用して展開すれば、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Lync が利用可能な状態で社内のファイル サーバーから Office のインストールが行われます (厳密には、Office 365 ProPlus には Project、Visio、SharePoint Designer は含まれていないので記載不要ですが、念のために記載してあります)。
Office 展開ツールの利用方法に関しては、TechNet の記載を参照ください。

<Configuration>
<Add SourcePath=”\\Server\Path\” OfficeClientEdition=”32″>
  <Product ID=”O365ProPlusRetail”>
   <Language ID=”ja-jp” />
   <ExcludeApp ID=”Access” />
   <ExcludeApp ID=”InfoPath” />
   <ExcludeApp ID=”Groove” />
   <ExcludeApp ID=”OneNote” />
   <ExcludeApp ID=”Publisher” />
   <ExcludeApp ID=”SharePointDesigner” />
   <ExcludeApp ID=”Project” />
   <ExcludeApp ID=”Visio” />
  </Product>
</Add>
<Updates Enabled=”TRUE” UpdatePath=”\\Server\Path\” />
<Display Level=”None” AcceptEULA=”TRUE” />
<Logging Name=”OfficeSetup.txt” Path=”%temp%” />
</Configuration>

インストール後のアプリ ビューはこのような感じになります。

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2014/5/21 更新 : 機能の説明が記載されたページの Note 部分に記載のある通り、インストールしない Office アプリケーションを選択してインストールした後に、[コントロール パネル] の [プログラムのアンインストールまたは変更] から Office 365 ProPlus の [変更] を選択して、下記の画面のように [オンライン修復] を選択して修復を行うと、結果として全ての Office アプリケーションがインストールされます。きっと期待されている結果ではないと思いますので、[クイック修復] の選択 (こちらは全ての Office アプリケーションがインストールされることはありません) を行ったり、ODT を利用しての再インストールを行ってください。

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Office 365 ProPlus の最近と近い将来のアップデート

以下の記事には、上記の機能を含めた Office 365 ProPlus に関する最近と近い将来のアップデートに関する情報が記載されています。

The Garage Series for Office 365: Updates to Office 365 ProPlus for admins and first look at upcoming shared computer support
http://blogs.office.com/2014/05/14/the-garage-series-for-office-365-updates-to-office-365-proplus-for-admins-and-first-look-at-upcoming-shared-computer-support/

簡単にまとめると、以下の通りです。

  • 2014 年 2 月 : 自動更新機能の拡張
  • 2014 年 4 月 : Active Directory グループ ポリシーによる Office 365 ProPlus のインストール場所や更新期日の指定が可能に
  • 2014 年 5 月 : Office アプリケーションの非選択
  • 2014 年後半 : リモート デスクトップ サービス (RDS) および共有 PC への対応

上記のブログにも記載されていますが、新しい Office (Office 2013) では、ボリューム ライセンスで提供される Office Professional Plus 2013 と Office Standard 2013 以外の全てにおいて Offie 365 ProPlus で採用しているクイック実行 (Click-to-Run) を利用した Office です。実は、最近、みなさんが電器店で購入された Office 搭載の Windows 8.1 パソコンでも同様です。
そう考えると、今後は、クイック実行および Office 365 ProPlus が主流になってくるので、機能追加が行われていくことは嬉しいですよね。

新しい Office を最新に更新する

Office 365 ProPlus や Note PC 購入時に新しい Office がついていた方々は、Office のインストールや更新に「クイック実行」と呼ばれる方式が採用されているわけですが、2014 年 4 月の PU (Public Update) の内容が含まれた最新のビルド (15.0.4605.1003) が提供されています。

April 2014 Office Update Release
http://blogs.technet.com/b/office_sustained_engineering/archive/2014/04/08/april-2014-office-update-release.aspx

Office アプリケーションを起動して、Backstage ビュー ([ファイル] タブをクリックした際に表示される画面) の [Office アカウント] クリック後に表示されるページの [更新オプション] – [今すぐ更新] をクリックすると、更新版が確認されて、更新版があれば適用されます。なお、この [今すぐ更新] は Office 2013 の Service Pack 1 相当のビルド (15.0.4569.1507) がインストールされていると表示されるようになります。表示されない人は、[更新を無効にする] を選択後に [更新を有効にする] を選択することで代用可能です。

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更新が終われば、バージョンに「15.0.4605.1003」と表示されているはずです。

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なぜ、今回、急にこんな内容を記載したかというと、Outlook 起動時に UI がおかしくなる (うまく描画されない) という現象に遭遇していたのですが、最新にすることで解決したので、ちょっと嬉しかったからです…

Power Query による分析データの再分析 (Excel & HTML 入力編)

現場社員が自らデータ分析を行うための新しいサービスである Power BI for Office 365 の Power Query を利用して、公開されているデータを利用してみましょう。前回に引き続いての内容ですが、今回は、様々な府省が管理している統計データが公開されている「政府統計の総合窓口 (e-Stat)」のデータを利用します。

政府統計の総合窓口(e-Stat)
http://www.e-stat.go.jp/

今回、調査するのは、都道府県別の大卒者の正規就職率と教育費の関係性です。
利用するデータは、それぞれ以下のページから Excel ファイルHTML で取得可能であり、後者の Web サイト「都道府県別統計とランキングで見る県民性」では e-Stat からも取得可能な家計調査のデータを分析して掲載しています。

平成 25 年度の都道府県別 状況別 卒業者数
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001051739&cycode=0

学習塾・予備校費用 [ 2008年第一位 埼玉県 ]|新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン]
http://todo-ran.com/t/kiji/11604

はい、そうです。いずれも、既にある角度から分析されたデータです。ここでは、データ間の関係性を見るために、複数の分析されたデータを元に再度分析を実施します。

何かのデータ分析の結果を得るには、データ間の関係性を確認することは重要ですが、これを行うには、「それぞれのデータが何処かに存在することを知っている、あるいは知ることが出来る」「試行錯誤でデータ間の関係性を確認する」ことが重要であり、これを行えるのはデータ分析の専門家か、データの意味をよく知っている人であることが必要です。Power BI for Office 365 は、データの意味をよく知っている人 (= データ分析の専門家ではない人) が、データの在り処を知り、試行錯誤でデータ分析を行うためのサービスとなっています。

完成すれば、以下のような都道府県名、教育費や正規就職率でフィルターを掛けることが可能な分布図が完成します。なお、今回は Power Query の利用手順をかなり簡素化して記載していますので、必要な方はこちらから完成した Excel ファイルをダウンロードして確認してください。

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事前準備

Power Query で拡張子が .xls の Excel ファイルを取得するために、事前に ACE (Microsoft Access データベース エンジン) 2010 SP1 以降のプロバイダを以下より取得してインストールしておきます。

Microsoft Access データベース エンジン 2010 再頒布可能コンポーネント
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=13255

正規就職率の取得

  1. [POWER QUERY] タブの [外部データの取り込み] – [ファイルから] – [Excel から] を選択し、[ファイル名] に以下の URL を入力し、[OK] をクリック
    http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/Xlsdl.do?sinfid=000023610209
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  2. クエリー エディターが開くので、[バイナリ] タブの [開く] – [形式を指定してファイルを開く] から [Excel ブック] を選択します
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  3. シートが表示されるので、1 行目 (Name 列の値が「73(2-1)」の行) の Data 列に書かれている「Table」をクリックします
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  4. シートの内容が表示されるので、順に以下の操作を行います
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    1) 不要な列 (Column2, 4, 5, 6, 8, 9 以外の列) を削除
    2) 列名の変更
    3) [上位の行の削除] から最初の 10 行を削除
    4) 「元都道府県」列から値が「null」と「都道府県別は…」の行を対象外に
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    5) 列のデータ型の変更
    6) 正規就職率の列を追加
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    7) [挿入] タブの [カスタム列の挿入] から、「都道府県」列を以下の式で追加 (元の都道府県名を正規化しています)
    Text.Replace(Text.Replace(Text.Replace(Text.Replace(Text.Remove([元都道府県名], “ ”) & “県”, “北海道県”, “北海道”), “大阪県”, “大阪府”), “京都県”, “京都府”), “東京県”, “東京都”)
    8) [名前] を「都道府県別正規就職率」、[ワークシートへの読み込み] のチェックを外し、[データ モデルへの読み込み] にチェックを入れたら [ファイル] タブの [適用して閉じる] を選択します
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都道府県別の教育費の取得

  1. [POWER QUERY] タブの [外部データの取り込み] – [Web から] を選択し、[URL] に以下の URL を入力し、[OK] をクリック
    http://todo-ran.com/t/kiji/11604
    image
  2. ナビゲーター ペインに HTML を解析した結果の構造が表示されるので、[Table 0] を選択します
    image
  3. シートの内容が表示されるので、順に以下の操作を行います
    image
    1) 余分な列 (1 列目と 4 列目) を削除
    2) 列名の変更
    3) 最初の 2 行を削除
    4) 「教育費」列を以下の数式で追加し、データ型を数値型に
    Text.Remove([単位付き教育費], “円”)
    5) 「都道府県」列から値が「全国」の行を対象外に
    6) [名前] を「都道府県別教育費」、[ワークシートへの読み込み] のチェックを外し、[データ モデルへの読み込み] にチェックを入れたら [ファイル] タブの [適用して閉じる] を選択します
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2 つのクエリの結合

ここまでで作成した 2 つのクエリを結合して、一つのデータ モデルを作成します。結合したデータ モデルを作成しておくと、Power View や Power Map によってデータをグラフや地図上に表示する際に操作が行い易くなります。
RDBMS のリレーションの作成と似ていますが、実際には RDBMS の 2 つの表を結合して、新しい表を作成しているイメージになります。

  1. [POWER QUERY] タブの [結合] – [マージ] を選択し、作成した 2 つのモデルと「都道府県」列を選択し、[OK] をクリック
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  2. シートの内容が表示されるので、順に以下の操作を行います
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    1) 「NewColumn」列右側のアイコンをクリックし、「教育費」のみを選択します
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    2) 列名を「教育費」に変更します
    3) 余分な列 (「正規就職率」「都道府県」「教育費」以外の列) を削除します
    4) 「都道府県」列をドラッグして一番左へ移動し、ドロップし、[名前] を「正規就職率と教育費」、[ワークシートへの読み込み] のチェックを外し、[データ モデルへの読み込み] にチェックを入れたら [ファイル] タブの [適用して閉じる] を選択します
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レポートの作成

レポートの作成には、いつものように Power View を利用します。

  1. [挿入] – [レポート] – [パワー ビュー] でパワー ビューのシートを追加します。
  2. [正規就職率と教育費] モデルから、以下の設定の散布図視覚エフェクトを追加します。
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  3. 最後に、以下の設定の集合縦棒グラフ視覚エフェクト (レポート下) を追加すれば完成です。
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ここまでの手順で、以下のようなレポート画面が表示されているはずです。
このグラフによって、実は、教育費を掛けたからといっても正規就職率が上がるわけではないこと (教育費と正規就職率には明確な相関関係がないこと) がわかります。
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教育費の大小ではなく、どちらかと言えば、地方に住む人の方が正規就職率は高く、
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沖縄県の正規就職率は他と比較しても非常に低いことや、image

北海道と沖縄県を比較すると、真逆に位置していることなども見えてきます。
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データ分析は続くよ

容易に思いつく分析の視点として、正規就職率が高くても給与が低いのではないか、男女の差はどうなのか、複数年分のデータを見て過去からの推移を確認するなどが挙げられます。今回のサンプルではここまでですが、同じようにデータを見つけて手順を繰り返せば、きっと手に入れたいデータ分析の結果が得られることでしょう。

また、Power BI for Office 365 の機能をフルに使えば、Power BI データ カタログ機能で会社の中で誰かが作成した Power Query によるクエリを再利用したり、Power BI Q&A 機能で誰かが作成した Excel ファイル内のデータ モデルから簡単にグラフを作成することが可能です。ひとりで頑張るのは時間が掛かってしまい効率的ではありませんので、データ分析はみんなで行うことをお薦めします。