オフィス オンラインに立つ!!

まずは、TechNet ブログに投稿された内容をお読みください。

オンライン版の Office が「Office Online」として生まれ変わり、ますます便利になりました。
http://blogs.technet.com/b/microsoft_office_/archive/2014/02/20/office-office-online.aspx

そこに書かれていることが全てなわけですが、「Microst アカウントさえあればオンライン版の Office を利用して Office ドキュメントの作成や共同編集を行ったり、OneDrive で共有したり、Outlook.com から共有のお知らせを送ったり、作成したファイルを OneDrive やローカルに保存したりできる」ということです。

例えば、Word Online (オンライン版の Word) で表が含まれた文書を作ったり、

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Excel Online (オンライン版の Excel) でグラフを描いたり、

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Excel Online でアンケートを簡単に作成したり、

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なんてことが実現できます。

作成したファイルは Office アプリケーションで互換性のあるファイル (.xlsx など) ですから、更に多くの機能を持ち非常に多くのユーザーが利用している Office アプリケーション (Excel 2013 など) で見た目を完全に再現しての再利用が可能です。
逆に、OneDrive に Office アプリケーションで作成したファイルを置けば、Office Online を使って再現性高く表示や編集を行うことが可能です。

ザクとは違うのだよ! ザクとは!! (ザクが何かは書けません)

Office アドインの Office 2013 対応に関して

つい先日、某社が提供している Excel に対応しているアドイン ツールが Office 2013 に対応しているということで愛機にインストールしようとしたら、「Excel がインストールされていない」のようなメッセージでインストールできない。

…オイ…

理由は比較的ハッキリしているので、よくあるアドインの Office 2013 対応の失敗箇所を列挙していきます。アドイン開発ベンダーの皆さん、よろしくお願いします m(_|_)m

問題が発生する背景

簡単に記載すると、Office 2013 から 2 つのインストール形式に分かれたことに起因しています。
一つは、「Windows インストーラー」という、所謂古くからある Microsoft Office のインストール形式で、もう一つは、「クイック実行」という、Office 2013 から (厳密には Office 2010 の一部から) 提供されているインストール形式です。
ユーザーが購入した方法によって、どちらのインストール形式になるかを列挙にしてみます。

  • Windows インストーラー : ボリューム ライセンスで提供される Office 2013
  • クイック実行 : PIPC (パソコン購入時に Office 2013 搭載機を購入するケース)、FPP (家電量販店などで Office 2013 のパッケージを購入するケース)、Office 365 ProPlus (Office 365 というクライドの契約に含まれる Office)

上記を見るとわかるのですが、かなりの Office 2013 ユーザーはクイック実行のインストール形式だと思われます。Office のアドインを作成する際に、この多くのユーザーを抜きには語れないですよね!

パターン 1 : Office のインストールチェックに失敗

最初に間違えやすい箇所はは、Office のインストール チェックです。

まずは、MSDN の Outlook 2013 のインストール確認のページを参照してください。
このページの手順 2 「Proceed with this step if Outlook is not installed on the client computer:」がクイック実行でインストールされた PC に対する Office 2013 のインストール チェックになります。

Installation Checklist
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/office/ff759430.aspx

具体的には、レジストリの場所「HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\InstallRoot\Virtual」に値の名前「VirtualXXX」が存在していれば該当する Office アプリケーションがインストールされており、その値のデータがインストールされている言語 (例: ja-jp) を表しています。
なお、「XXX」の文字列と Office アプリケーションは以下の通りです。

XXX の文字列

Office アプリケーション

Access Access 2013
Excel Excel 2013
Groove SkyDrive Pro 2013
InfoPath InfoPath 2013
Lync Lync 2013
OnNote OnNote 2013
Outlook Outlook 2013
PowerPoint PowerPoint 2013
Publisher Publisher 2013
Word Word 2013

パターン 2 : Office アドインのレジストリ情報の格納に失敗

もう一つ間違えやすいのが、レジストリに Office アドインの情報を書き込む際の場所の間違いです。

これまでの Windows インストーラー形式の場合には、以下の場所にキーを作成して情報を格納しています (なお、XXX は「Excel」などの Office アプリケーション名です)。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Office\XXX\AddIns

クイック実行形式の場合には、以下の場所にキーを作成して情報を格納しており、場所が違うので注意してください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Office\15.0\ClickToRun\REGISTRY\MACHINE\Software\Wow6432Node\Microsoft\Office\XXX\Addins

なお、上記のレジストリの場所は、OS が 64 bit で、Office が 32 bit の場合ですので、ご注意ください。

パターン 3 : Office のインストール場所 (おまけ)

Office アドインの開発に直接は関係ないですし、少なくとも Office 2013 ではインストール形式による差はありませんが、Office がインストールされている場所は、以下のレジストリの場所の名前「Path」のデータ値で確認できます。クイック実行形式の場合には、必ず「C:\Program Files\Microsoft Office 15\Root\Office15\」になっています。こちらも、OS が 64 bit で、Office が 32 bit の場合ですので、ご注意ください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Office\15.0\XXX\InstallRoot

参考

以下から、クイック実行の歴史を確認することが出来ます。

Click-to-Run and Office on Demand
http://blogs.office.com/b/office-next/archive/2012/08/27/click-to-run-and-office-on-demand.aspx

2014 年 1 月 Office セキュリティ更新プログラム

2014 年 1 月の Office セキュリティ更新プログラムが公開されたようです。

January 2014 Office Update Release
http://blogs.technet.com/b/office_sustained_engineering/archive/2014/01/14/january-2014-office-update.aspx

適用後のバージョンは「15.0.4551.1512」です。
クイック実行版も提供されていますので、自動更新に該当する人は随時更新されるかと。

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OneNote for iOS および OneNote for Android のアプリ内課金に関して

OneNote のモバイル用アプリのアプリ内課金に関して少し誤解 (正確には最新の情報が伝わっていない) があるため、現在の情報をお伝えしておきたい。
その昔、iOS (iPhone および iPad) 用の OneNote および Android 用の OneNote アプリは無料版で扱えるノート数が 500 までに制限されており、アプリ内課金によって扱えるノート数に制限のないバージョンを利用することが出来ました。

OneNote Mobile for Android is now available worldwide
http://blogs.office.com/b/microsoft-onenote/archive/2012/02/07/onenote-mobile-for-android-is-now-available-worldwide.aspx
OneNote Mobile for Android is free to download and use for up to 500 notes. When you’ve reached this limit, you can upgrade the app for a one-time fee of US $4.99 for unlimited use.

http://ascii.jp/elem/000/000/655/655903/
無料版で扱えるノート数は500に制限されるが、アプリ内課金で制限が解除されたバージョンにアップグレードすることも可能。アップグレード料金は1300円(iPhone版は450円)である。

下記のブログに記載がある通り、現在では (= 2013 年 7 月以降にリリースされたアプリでは)、アプリ内課金を行うことなく扱えるシート数が無制限になっています。

Check out the new OneNote for iPad, iPhone and Android
http://blogs.office.com/b/office-news/archive/2013/07/01/check-out-the-new-onenote-for-ipad-iphone-amp-android.aspx
Finally, I’m happy to share that these apps are currently available for free with no limit on the number of notes you can create – another great update from the prior version.

上記の日本語翻訳のページが無いようですので、インターネット検索を行うと、どうしても古いアプリ内課金があるという情報が出てきてしまうので、誤解されずに、安心してガシガシと OneNote アプリを利用してください。

OneNote for iPhone
https://itunes.apple.com/jp/app/onenote/id410395246

OneNote for iPad
https://itunes.apple.com/jp/app/microsoft-onenote-for-ipad/id478105721

OneNote for Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.office.onenote

Office いらずでタブレットからも利用可能な Office Web Apps

Publickey さんで次のようなエントリが公開されています。おお、「Excel to HTML」は本当にイイ感じじゃないですか。そして、大変参考になります。

[PR] Excelシートが連係する業務をHTML/JavaScriptに変換でExcelいらずに。タブレットからも利用可能。「Excel to HTML」
http://www.publickey1.jp/blog/13/prexceltohtml1.html

エントリ内では、以下のようなことを行いたい架空の企業があると想定されていますね。実際に、この中のいずれか、あるいは全てを実現したい企業は多いのではないでしょうか。

  1. Excel がインストールされていない PC でも使いたい
  2. タブレットなどで外出先からも利用したい
  3. IT 管理は簡単に
  4. 低コストで

Excel to HTML もとても良いのですが、ここでは、Office 365 のサービスの一部である「Office Web Apps」を検討してみましょう!

Office Web Apps | 製品情報 | クラウド版 グループウェア Office 365
http://www.microsoft.com/ja-jp/office/365/product-officewebapps.aspx

上記に記載した実現したいことのそれぞれに、Office Web Apps なら以下のように回答できるんじゃないでしょうか。

  1. ブラウザー ベースですので、Excel がインストールされていない PC で利用可能です。
  2. Windows タブレットや iPad などで参照および編集が可能です。
  3. Office 365 はクラウド サービスですから、IT 管理は簡単です。
  4. 「660円/ユーザー/月 (Office 365 Enterprise E1 の場合)」という低コストで実現可能です。

更に、次のような利点まであるんです。

  • Excel に加えて、Word、PowerPoint および OneNote のドキュメントもブラウザーで参照および編集可能
  • リアルタイム共同編集まで可能
  • 上位のプラン (Office 365 Small Business Premium、Office 365 Midsize Business、Office 365 Enterprise E3 および Office 365 Enterprise E4) では、PC または Mac に Office アプリケーションをインストールして利用することも可能
  • クラウドはちょっと…という方にはオンプレミス (社内設置型) で利用する方法も提供
  • Excel Web App を利用すれば、アンケートがすぐに作成可能

あれこれ考えないで、以下の動画を見て、このページから「30日間無料お試し」で試してみてはどうでしょうか。入門書などの書籍を片手に持てば、鬼に金棒ですよ。

Office Web Apps — 共有 (Office 365)
Office Web Apps – 同時編集 (Office 365)
Excel Web App で簡単なアンケートを作成する (Office 365)

目から鱗の Excel 機能 (2) – データ テーブル

早速、前回のゴール シークの続きですが、もう一つ出てきたのが「データ テーブル」機能です。やはりムムムでしたので、確認してみました。

データ テーブルを使用して 1 つまたは 2 つの変数が数式に与える影響を確認する
http://office.microsoft.com/ja-jp/excel-help/HA010342628.aspx#_Toc264638180

Excel2010(エクセル2010)基本講座:What-If分析:データテーブル
http://www4.synapse.ne.jp/yone/excel2010/excel2010_datatable.html

なるほど。1 つ、または 2 つの数値をどんどん変化させた際に、結果がどうなるかをテーブルとして出力してくれる機能ですね。例えば、会社の「売上高」と「広告宣伝費」を変化させると、会社の利益率がどう変化するかをテーブルに出力して、売上高を上げるように注力すべきか、広告宣伝費を上げることを検討すべきか考えるための基礎情報を得る、と。
書式の設定などを行えば、以下のような判断しやすい表が出来上がりです。

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前回のゴール シークや、今回のデータ テーブルのような Microsoft Excel の機能は「What-If 分析ツール」と呼ばれるものに一部です。What-If 分析ツールを利用することで、経営者の方々が気にしがちな以下のような疑問に回答する情報を算出できます。

  • 再来年の利益目標を達成するために、今年は新規顧客を何人獲得すればいいのか
  • 売上高と広告宣伝費の関係で、それぞれいくらだと、どのくらいの利益率になるのか
  • PV をプラスにするためには、どれだけの売上高アップやコスト削減が必要なのか

さあ、実際にどうやって利用していくのかやってみたい方は、是非講座に参加してみましょう!

千代田区・中央区のExcel講座「エクセルで学ぶビジネス・シミュレーション②: 実践編」by 熊野 整 | ストリートアカデミー東京
http://www.street-academy.com/myclass/1241

目から鱗の Excel 機能 (1) – ゴール シーク

先日のことですが、元・外資系投資銀行マンの熊野さんによる Excel 講座「エクセルで学ぶビジネス・シミュレーション②」に参加してきましたのですが、気になった Excel 機能があったので忘れないように書いておく。

千代田区・中央区のExcel講座「エクセルで学ぶビジネス・シミュレーション②: 実践編」by 熊野 整 | ストリートアカデミー東京
http://www.street-academy.com/myclass/1241

 

講座自体は、ある有名な事業の P/L をモデル化して、シュミレーションしよう、というものでした。講義中にずっと登場するのがMicrosoft Excel ! グングンと P/L モデルを作成し、颯爽と取り出したるは「ゴール シーク」機能!!

へ? ほとんど使ったことないぞ… パチパチとビングると出てきました。

ゴール シークを使用して目的の結果を得る方法を調べる
http://office.microsoft.com/ja-jp/excel-help/HA010342628.aspx#_Toc264638179

ゴールシークを使う – ゴールシーク – Excel教室 | 初心者の方を対象としたExcelの使い方
http://www.officepro.jp/exceltips/goalseek/index1.html

なるほど~ 逆算する機能ですな。

ローンや保険の算出やパケット サイズの合計値などの検証結果をベースにして予測するのに使えそう。

どんな業種の会社でも、マーケティング部門、経理部門や IT 部門の人は絶対必須でしょう。

 

最後に。熊野さんの華麗な Excel 捌きと、実際の利用例を見たい方は、是非講座に参加してみましょう!