SharePoint Server 2016 と検索


2015 年 5 月 4~8 日にシカゴで Microsoft Ignite と呼ばれるイベントが行われました。その際に、SharePoint Server の次期リリースである SharePoint Server 2016 のより詳細なアナウンスやセッションも行われています。

SharePoint Server 2016 の更新
http://blogs.technet.com/b/bpj/archive/2015/04/23/sharepoint-server-2016-update.aspx

ここでは、その中でも検索機能に絞ってピックアップしてみたいと思います。

制限の緩和

本ブログの以前の投稿にもありますが、SharePoint Server 2013 では「インデックス付きのアイテム」 (インデックス可能なアイテム数) は 最大 2.5 億でしたが、SharePoint Server 2016 では最大 5 億となる予定とのことです。これによって、更に大規模な検索システムの構築が可能になります

image
What’s New for IT Professionals in SharePoint Server 2016

検索インデックスをクラウドに格納

クラウド SSA (Cloud Search Service Application) 「のみ」をオンプレミスで動作させ、コンテンツから文字情報を抽出したり、検索インデックスを作成し、保持するといった動作をセキュアにクラウド (Office 365) に任せることが可能になります。これによって、検索インデックスをクラウド上に置くことで、オンプレミス (社内) に検索インデックスを置くためのサイジングなどが不要になり、冗長化などの検索インデックスのメンテナンスをマイクロソフトに任せることが可能になります。

但し、検索インデックスの構築をクラウドに任せることになるため、コンテンツ エンリッチメント Web サービスのような文字情報の追加処理は行えないようですので、その点はご注意ください。

image
What’s New for IT Professionals in SharePoint Server 2016

image
Implementing Next Generation SharePoint Hybrid Search with the Cloud Search Service Application

また、Office Delve といった検索インデックスを利用するクラウドのサービスが社内の情報を元に利用可能になります

image
Office Delve and Office Graph Vision and Roadmap

ハイブリット構成の充実

検索インデックスをクラウドに格納するようなハイブリット構成を、これまでよりも簡単に実現できるようになります。

image
What’s New for IT Professionals in SharePoint Server 2016

SharePoint Server 2013 の話題も!

現在のリリースである SharePoint Server 2013 の話題も Microsoft Ignite でありました。まずは、是非、以下のセッションの内容は確認ください。私がこれまで見た中でも最も詳しい SharePoint Server 2013 の検索に関するセッションの一つだと思います。スバラシイ。

Effective Search Deployment and Operations in SharePoint Server 2013
http://channel9.msdn.com/Events/Ignite/2015/BRK3176

また、上記で記載した「クラウド SSA」は、SharePoint Server 2013 向けにも提供されるようですので、ご安心を。

広告