ビジネス用オンライン ストレージ SkyDrive Pro のまとめ


SharePoint Server 2013 および SharePoint Online の機能である SkyDrive Pro をビジネス用のオンライン ストレージ サービスと捉えた場合に必要になりそうな使い方の情報をまとめたページをここに作っておきます。情報は随時更新されることが予想されますので、都度確認してください。

SkyDrive Pro とは?

色々と書くとややこしいので、ここではオンライン ストレージ サービスということにします。他社製のわかりやすいもので例えるなら、「企業向けの Dropbox」「企業向けの Google ドライブ」です。

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SkyDrive Pro は、次のような素晴らしい特長を持っています。

  • タブレット、スマートフォン、PC などあらゆるデバイスからアクセス可能です
  • インターネット上 (Office 365 利用時) または社内のサーバー (オンプレミス利用時) にデータを保存し、ビジネス用に信頼の実績があるセキュリティとコンプライアンス対応です
  • 複数のデバイスや PC 間でデータの共有が可能です
  • PC やスマートフォンが壊れてもデータを戻せます
  • ファイルを古い状態に戻したり、削除してしまったファイルの復元も可能です
  • 一旦格納すれば、Office 文書の参照や編集を Web ブラウザから可能になります (Office クライアントや特別なアプリは必要ありません)
  • 保存したファイルを社内の人やビジネス上関係する人と簡単に共有することが可能です
  • Windows PC 用のクライアント アプリを利用すれば、ネットワークに接続していない間に変更した情報をオンライン ストレージと同期を取ることができます

利用を開始するには

セキュリティやコンプライアンスを気にされるのであれば、SkyDrive Pro によるビジネス用のオンライン ストレージ サービスをオンプレミス (社内設置型) で構築することが可能です。こちらの自習書を参照して、SharePoint Server 2013 をインストールしましょう!

「えー、サーバーが必要なのー」「直ぐにでも利用したいんだけどー」という場合には、以下を参照し、手順に従って Office 365 (SkyDrive Pro をクラウドで利用するためのもの) を 30 日間無料で直ぐにお試しください。

30 日 無料お試しステップガイド | Office 365
http://www.microsoft.com/ja-jp/office/365/try-guide.aspx

クライアント用アプリのインストール

SkyDrive Pro には次のような専用のクライアント アプリがありますので、インストールすれば使い勝手が格段に向上しますが、そもそも SkyDrive Pro には Web ブラウザ経由で利用できるんです、というのをお忘れなく!

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  • Windows PC (Windows 7, Windows 8, Windows Server 2008 R2, Windows Server 2012) –> 法人向けのボリュームライセンスで販売される Office 2013 スイート (Office Standard 2013, Office Professional Plus 2013) もしくは Office 365 ProPlus または Office 365 Small Business Premium のユーザーには、既にインストールされているはずです。それ以外のユーザーは、こちらのリンク先から日本語版の SkyDrive Pro client for Windows をダウンロードしてインストールして利用します
  • Windows 8 PC のユーザー –> こちらから SkyDrive Pro アプリをインストールして利用します
  • iOS ユーザー (iPhone および iPad ユーザー) –> こちらからインストールして利用可能です。 なお、Office 365 または SharePoint Online の利用者のみご利用いただけます。それ以外のユーザーは Web ブラウザ経由で利用してください
  • Windows Phone ユーザー : こちらによると、Office ハブと Microsoft Office Mobile を利用します
  • Android ユーザー : 本投稿時点では、特にアナウンスはされていないようです。Web ブラウザ経由で利用してください

最初に利用するために

ここでは、最初だけ必要な同期処理の設定の方法を記載します。
それぞれ、ブラウザ = Web ブラウザ経由、Windows = SkyDrive Pro client for Windows、Windows 8 = SkyDrive Pro アプリ、iOS = SkyDrive Pro for iOS、Windows Phone = Windows Phone 7.5 の Office ハブ です。「—」は対応する機能が無いことを表しています。

  ブラウザ Windows Windows 8 iOS Windows Phone
ライブラリを同期 [新しいライブラリの同期] メニュー SkyDrive Pro アプリへサインイン SkyDrive Pro アプリへのサインイン 保存先の追加

ちなみに、「SkyDrive ライブラリ」は「自分用のファイル置き場」、「チーム サイト ライブラリ」は「チーム (組織やグループ) のファイル置き場」のことです。

SkyDrive Pro client for Windows を利用する場合に関しては、動画でもどうぞ。

SkyDrive Proとの同期 (Office 365)

ファイルの基本操作

ここでは、ファイルの基本操作の方法に関して列挙します。「—」は対応する機能が無いことを表していますが、Web ブラウザ経由で操作可能ですので、お忘れなく。

  ブラウザ Windows Windows 8 iOS Windows Phone
ファイルを開く […] – […] – [ブラウザーで表示] ファイルをダブル クリック ファイルをタップまたはクリック ファイルをタップ ファイルをタップ
ファイルを置く ドラッグ&ドロップ ドラッグ&ドロップ アクション バーの [アップロード] SkyDrive でファイルを開き、[別のアプリで開く] – [SkyDrive Pro で開く]
ファイルを編集 […] – […] – [ブラウザーで編集] ファイルをダブル クリック ファイルをタップまたはクリック 1) OneNote の編集は、OneNote アプリを利用 (2013年10月11日更新 : SkyDrive Pro for business 1.1 新機能)
2-1) iPhone の場合は —
(Office Mobile for Office 365 subscribers で可能だが、日本では未提供)
2-2) iPad の場合はファイルをタップ (2013年10月11日更新 : SkyDrive Pro for business 1.1 新機能)
ファイルをタップ
ファイルを削除 […] – […] – [削除] ファイルを選択して、右クリック – [削除] アクション バーの [管理] – [削除] ファイルを開いて [ゴミ箱] アイコンをタップ
ファイルをダウンロード […] – […] – [コピーのダウンロード] ドラッグ&ドロップ アクション バーの [ダウンロード] ファイルを開いて [ダウンロード] アイコンをタップ ファイルをタップ、または、ファイルを長押しして [今すぐダウンロード]
ファイルを並び替え 並び替えたい項目のタイトルをクリック 並び替えたい列見出しをクリック 並び替えたい項目のタイトルをクリック
ファイルを検索 [ファイルの検索] ボックス エクスプローラー右上の検索ボックス (検索ツール) [検索] ボタンをタップ
ファイルを別のアプリで開く 右クリック – [プログラムから開く] ファイルをタップし、操作メニューアイコン – [xxxで開く]
フォルダを作成 [ファイル] タブの [新しいフォルダー] ファイルのない場所で右クリック – [新規作成] – [フォルダー] アクション バーの [新しいフォルダー] 操作メニューアイコン – [フォルダーの作成]
ファイル名の変更 […] – […] – [プロパティの編集] 右クリック – [名前の変更] アクション バーの [管理] – [名前の変更] ファイルをタップし、[名前の変更] アイコン
複数のファイルをまとめて移動 ドラッグ&ドロップ
1, 2
ドラッグ&ドロップ
複数のファイルをまとめて削除 ファイルを選択して、[ファイル] タブの [ドキュメントの削除] ファイルを選択して、右クリック – [削除] ファイルを選択し、アクション バーの [管理] – [削除]

Windows PC で SkyDrive Pro client for Windows を利用したファイルを開く例です。エクスプローラーでファイルをダブル クリック!image

ファイルの高度な操作

ここでは、ファイルの高度な操作方法に関して列挙します。こちらでも、「—」は対応する機能が無いことを表していますが、Web ブラウザ経由で操作可能ですので、お忘れなく。

  ブラウザ Windows Windows 8 iOS Windows Phone
オフラインでファイルを操作 気にせず、そのまま利用 ファイルを開いて、[ダウンロード] アイコンをタップ ファイルを長押しして [常にオフラインにする]
ファイルを共有 […] – [共有] ファイル右クリック – [SkyDrive Pro] – [共有] ファイルをタップし、アクションバーの [共有] ファイルを開いて、[共有] アイコンをタップ
ファイルを公開 (= 誰とでも共有)
※Office 365 / SharePoint Online のみで利用可能
[…] – [共有] から [すべてのユーザー] を招待 ファイル右クリック – [SkyDrive Pro] – [共有] から [すべてのユーザー] を招待
ファイルの共有相手にメールを送る […] – [共有] から [電子メール招待状を送信する] を選択 ファイル右クリック – [SkyDrive Pro] – [共有] から [電子メール招待状を送信する] を選択 ファイルを開いて [共有] アイコンをタップ後に、[メッセージの追加 (オプション] にメール本文を記述
ファイルの共有をやめる […] – […] – [共有相手] から [共有の停止] ファイル右クリック – [SkyDrive Pro] – [ブラウザーに移動] から左記の手順 ファイルを開いて [共有] アイコンをタップ後に、該当ユーザーをタップし、[アクセス許可の削除] を選択
ファイルをフォローする […] – [フォロー] ファイル右クリック – [SkyDrive Pro] – [ブラウザーに移動] から左記の手順
ファイルにタグ付けする ファイルを選択し、[ファイル] タブの [タグとメモ] ファイル右クリック – [SkyDrive Pro] – [ブラウザーに移動] から左記の手順
ファイルの変更通知をメール等で受け取る ファイルを選択し、[ファイル] タブの [通知] – [このドキュメントに通知を設定] ファイル右クリック – [SkyDrive Pro] – [ブラウザーに移動] から左記の手順
ファイルに評価を付ける
※管理者によって評価できるように設定されている必要があります
ファイルを選択し、[いいね!] リンクをクリック ファイル右クリック – [SkyDrive Pro] – [ブラウザーに移動] から左記の手順
古いバージョンのファイルを取得 […] – […] – [バージョン履歴] から古いバージョンを選択し、[表示] ファイル右クリック – [SkyDrive Pro] – [ブラウザーに移動] から左記の手順
以前のバージョンに戻す […] – […] – [バージョン履歴] から古いバージョンを選択し、[復元] ファイル右クリック – [SkyDrive Pro] – [ブラウザーに移動] から左記の手順
削除したファイルを復元
※管理者によってごみ箱が利用できるように設定されている必要があります
サイト コレクションの管理者が、[サイト コンテンツ] – [ごみ箱] から削除されたファイルを選択して [選択したアイテムの復元] を選択
ファイルを完全に削除
※管理者によってごみ箱が利用できるように設定されている必要があります
サイト コレクションの管理者が、[サイト コンテンツ] – [ごみ箱] から削除されたファイルを選択して [選択したアイテムの削除] を選択

制限事項

変更がある可能性が高いので、正確と考えられる情報へのリンク先を記載します。

もっと便利に使う

こんな使い方をすれば、もっと便利に使えるよ、という情報を併せてお知らせします。

参考情報