SharePoint ページの表示が遅い場合の代表的な対応方法


SharePoint Server 2010 および FAST Search Server 2010 for SharePoint (FS4SP) のエンタープライズサーチ機能を利用していて、検索ページ等の表示が遅いなぁ、と思う場合に、いくつかの対策がありますので、このエントリで代表的な 2 つを記載しておきます。
なお、この対応方法は、通常の SharePoint サイト表示時でも当てはまりますので、参考にしてください。

1. ユーザーによる最初のログイン時や、最初に検索を実行した時の表示が遅い場合

特に、SharePoint サーバーがインターネットに接続していない場合に当てはまります。
CRL の確認、つまり、そのための crl.microsoft.com への接続がタイムアウトするために発生するケースが多いです。
以下の KB 2625048 の [RESOLUTION] に記載された解決策を実施してください。実施すると、下記の図のようにルート証明書をインポートした状態になります。

Site slowness due to SharePoint STS Certificate CRL checking
http://support.microsoft.com/kb/2625048

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2. 朝早くに最初にそれぞれの SharePoint サイトにアクセスした際の SharePoint ページの表示が遅い場合

アプリケーション プールのリサイクルが実施され (通常は、朝 1 時から 3 時の間に実施されます)、それまでのリクエストによって保持されていた各種情報が削除され、その後に初めてリクエストされた際に各種情報を取得した後にエンド ユーザーに返すために、パフォーマンスが低下します (キャッシュが毎朝クリアされていると思ってください)。どのタイミングでクリアされるかは、以下のページを参考に確認してください (下記の図の場合には毎朝 2 時 43 分にクリアされることになっています)。

メモリ制限を超えたときのアプリケーション プールのリサイクル (SharePoint Foundation 2010)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh427306.aspx

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クリアされないようにすることは、キャッシュのまま利用し続けるようなイメージになり、情報の鮮度からいってお勧めできませんので、誰かエンド ユーザーがアクセスする前に一度読み込んでしまえ、という対応方法を取るためのツール「SPWakeUp」が CodePlex から公開されています。

SPWakeUp – Wake up your Sharepoint and WSS Sites
http://spwakeup.codeplex.com/

ダウンロードできる .exe ファイルを OS のスケジュール機能で毎日朝 5 時頃に呼び出すことで、この現象を解消することが可能です。

また、この現象に近いケースとして、そもそも利用可能なメモリ量が少ないというケースがありますが、その場合には…適切なメモリを搭載してください。

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