Blatchington Mill School 事例のスクリーンショットに見る SharePoint 2007 と 2010 の違い


先日 (2012年4月3日)、TechNet に Blatchington Mill School での SharePoint Server 2010 の実装に関する資料 (英語) が公開されました。

Example SharePoint 2010 Solution Architecture: Blatchington Mill School
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd335971(office.14).aspx

これ自体、SharePoint Server 2010 (以降 SharePoint 2010) を利用した教育機関での事例としてよくわかるように書かれていますが、個人的に注目したいのは Blatchington Mill School では Office SharePoint Server 2007 (以降 SharePoint 2007) 利用時にも同様の事例を公開しており、両者の比較とすることで、SharePoint 2010 にアップグレードする価値が見出せる、という点です。

ここでは、特に掲載されているスクリーンショット主体に比較してみます。本文中にもエッセンスが散りばめられていますので、是非併せて参照してください。

Web アプリケーション内の SharePoint サイト構成

SharePoint サイト コレクションの構成はあまり変わっていないようですが、全体的にスッキリしています。

SharePoint 2007

SharePoint 2010

生徒向けサイト

見るからに格好良さが向上した上で、使いやすさが向上していることがわかります。SharePoint 2010 ではトップ ページからのプルダウン メニューで利用可能なメニューを表現しています。

SharePoint 2007

SharePoint 2010

ソーシャル

今回からは、Microsoft Forefront Threat Management Gateway (Forefront TMG) を導入することで、他校とのコミュニケーションを行うコミュニティ サイトを提供しています。一種のソーシャル連携と言えるのではないでしょうか。

SharePoint 2010

更に、「Online behavior Web パーツ」と呼ばれる、生徒向けのオンライン アクティビティの状況を示す機能を提供し、マイ サイトなど色々なページ上に自分とチームの状況を表示し、モチベーション向上に役立っています。

SharePoint 2010

宿題の表示

分かりやすさ、つまりページを参照した際の情報認識の速度が違いますね。

SharePoint 2007

SharePoint 2010

生徒の達成度の参照

カスタム Web パーツを作成し、生徒にも親にも SQL Server に蓄積されたこれまでの達成度情報をまとめて表示できるようにしています。ダッシュボード的な役割をするものと言えるでしょうか。

SharePoint 2010

全体を通して、ちょっとしたことのように思われるかもしれませんが、UX (ユーザー エクスペリエンス) が十分検討された変更によって、可読性に優れ、使いやすいサイトに生まれ変わった印象を受けます。可読性に優れているということは、必要な情報を得るまでの時間が劇的に短くなることを意味していますので、ROI が上がりやすい観点です。その意味では、SharePoint 2007 から 2010 に移行するだけでも UX のベースが上がりますね。

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